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シアターピース

以前合唱のレクチャー講座で
演出家が指導をするという企画があり、
題名に「シアターピースの用法を用いる…」
ってなんだ?と思っていましたが、

合唱の方々に指示をして、分かりやすく言えば
歌詞に沿って振り付けのようにして
その気持ちから沸き上がる動きをする
という実践編というか、
舞台裏紹介みたいに
レクチャーされていました!

アプローチも様々で、

第九は歌詞によって立ったり座ったり。
フーガ部分を取り上げたので、
それぞれのパートが分かれて歌うので
視覚的にも分かりやすく理解してみたり、

モーツァルトのレクイエムは8分の12拍子が
涙や嗚咽、はたまた
棺を運ぶ歩みの感じとか…
リズムの感じ方、イマジネーションの統一を中心に

大地讃頌は曲の構成と
音量の差を理解するために
集めるハーモニーと
拡散するハーモニーを
小さくなったり手を広げたりして
ドラマをつくってみたり。

やっぱり最終的に感じられたのは、
体から沸き上がる音楽は、
作品の力も合間って会場全体が
楽器になって響くな…ということでした。
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ソルフェージュの意義

私はピアノを演奏するが、
楽譜を読むことから始まる。
その作業で必要なものが
ソルフェージュである。

音符の高さや長さなどを
理解出来る上に
和声感をより早く感じ取る訓練になる。

早ければ早い程
理屈抜きに体が覚える。

私たちが行っているのは
再現芸術ではあるが、
演奏するまでは、読書のようなものだと思う。
そこからの演奏は感想文のような…。

最近、オペラの作品1本全部や
作曲家の新作発表にも関わらせていただき、
より一層その「読譜」ということに
意識が行くようになった。

実戦で即戦力になるよう、
是非ともソルフェージュ力を磨くことを
切に願う。

Harmoniumコンサートvol.2

去る3月28日に京都にて
ハルモニウム第2回目のコンサートを
無事終了することが出来ました。

大々的に宣伝できなかったのも、
小さなサロンで開催する私たちのモットーから、
早々に予定枚数を迎え、
終了報告と相至りました。

お天気にも恵まれ、
沢山の方に聴いて頂き感謝です。
道中、京都では桜がかなり咲いており、
とても綺麗でした。


大学院同期のソプラノ2人とピアノの私とでユニットを組み、
音の元素が集まりあい、
ハーモニーを紡ぎだすことを
化学反応になぞらえて名付けたHarmonium。


大まかな構成は
第1部を自分たちの『今』をお伝えする為に
専門的なオペラや歌曲、ピアノ・ソロ曲を
(ドニゼッティ、シューマン、山田耕筰、リヒャルト・シュトラウス、プロコフィエフなど)演奏し、

第2部は少し肩に力を抜いて、
アンサンブル曲を中心にお送りしました。


今回は私にとっても様々なチャレンジがありました。
まずは、ピアノは1人なのでソロも弾きながらアンサンブルもしながら
最初から最後まで出ずっぱりで
その時それぞれの集中力の保ち方を心がけないといけないこと。


次に、ソプラノ2人のデュエット曲がなかなか探してもない為、
既存のソロや合唱曲からソプラノデュエット用に編曲をしたこと。
もちろん、伴奏部分もソプラノ二人の響きに合うように工夫しました。

最後は、今回一番のチャレンジ、
初めて作詞・作曲したオリジナル作品の披露をすること。

きっかけは些細なことでした。
3人で何か一緒に演奏したいし、先述の通りソプラノデュエットはなかなか存在しない為
じゃあ自分たちで作ってしまおう!!
ということでした。

私の大好きなシューマンをならって
音遊びを曲中に込めてみたり

作詞も、人が越える、進むべき道を
森からの風景に例えて
ポジティブな意味合いを含んだ作品に仕上げました。
(ハルモニウムが進む道も含めて)

終演後も「楽しかった!」との一言を頂いて
それが一番うれしい言葉であります。
音楽は音を楽しむと書きます。
その心を忘れることなく、
芸術の美しさと儚さをお伝えしていけたらいいなと思います。

これを実現させられたのは
一緒に考え、演奏してくれる
2人がいたからこそです。
何よりも作って行く過程を
一緒に味わう喜びが強く感じられた時間でした。

これからも継続的にマイペースに
企画を実現していけたらと思います。

続きに写真を載せます。

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オペラ現場の仕事

今年、私の中で大きな転機があった。
それは、オペラの稽古の練習ピアニストをするという事。

大学、大学院と個人や少人数編成や授業の
伴奏をすることはたくさんあったけれど、
カンパニーに出入りして、
全てを弾きこなすというのは初めてのこと。

まずは今回取り組んだ曲が
特殊な現代曲という面でかなり苦しんだ。
初めてがそのような曲でお気の毒…と皆に言われたが、
それも引き受けた限りは一生懸命こなしたい。
普段はロマン派を中心に勉強している私が、
不協和音との戦い。

もう一点苦労したことは、
指揮者を見ながら弾くという事。

普段は、少人数の場合、自分と歌い手の息で
自然と合致していたものだが、
練習ピアニストの場合、
本番はオーケストラという事がほとんどなので、
そのことを念頭に稽古を進める。

という事は、
大人数をオケという合奏が相手するわけで、
一人ずつに合わせるという事が難しくなってくる。
そこで大事なのが指揮者の存在である。

どうしても歌い手は演技をしながら歌うため
遅れがちだ。
それを練習中にわざと気付かせるのも大事なこと。

しかし、変拍子やアドリブなど、大変な中、
反応勝負な現場であった。
もたもたせず、いかに反応良く該当箇所を弾けるか。
すぐには完璧にはいかないが、

とても貴重な機会を頂いたことを糧に
オペラだけでなく、今関わっているすべての芸術に活かせるように
今やっていることを身になるよう努力をしようと思った。

収録体験

いつの間にか年の瀬。
今年は私にとってもたくさんの新しい出来事があった。

少しずつ振り返りながら書き綴っていこう。

小編成の歌の方々と東北の被災した、
とある小学校に贈るための新作を収録。
(大学の先生が作曲した合唱作品)
そのピアニストを担当。

CD音源収録自体初体験。
オーディションやコンクールの音源収録とはわけが違い、
人数が多い分、少しでも無駄な音が出せないというプレッシャー。

今回は別録りではなくて、
全員での通しだったので、
楽譜がぱさっとかペキっとかもNGな為、
ながーく1枚に伸ばしたら端が見えない(汗)

椅子がギィとか鳴ってもNGだし、
でも体重はどうしようもないし(言い訳)
個人的な事情がたくさんな中
1音もミスが許されないのは
普段の演奏の本番より緊張で、

ガッチガチになりながら
毛穴をブチ開きながら挑んだ…
そしたら硬いと言われ(そりゃそうだ:笑)

全員で録るから、
音量の調節も自分でしなければならず
押さえてマークだされまくり
その中で表現したい事を
出さなきゃ行けない
消えていきそうに、
心がくじけそうに……。

オケの方々の
pは苦と言うのの気持ちが痛いほど解りました。
でも、テイクがかさまなくて
良かった〜♪

集中力に限界が訪れる前に終われた!!
良い経験をさせて頂いた皆さんに感謝!


ひとまず一つ目。
プロフィール

みぃ

Author:みぃ
ピアノ弾きみぃのブログです。

5歳よりピアノを始める。

8歳より大阪音楽大学付属音楽学園にてソルフェージュを始める。

神戸山手女子高等学校音楽科を経て大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
卒業演奏会に出演。
卒業時に優秀賞受賞。
大阪音楽大学大学院音楽研究科ピアノ研究室(給付奨学生)修了。

第9回兵庫県学生ピアノコンクール県大会最優秀賞並びに兵庫県知事賞受賞。
第5回KOBE国際学生音楽コンクール高校生以下の部最優秀賞並びに兵庫県知事賞受賞。
第14回和歌山音楽コンクール高校生の部1位受賞。
第4回長江杯国際コンクール(1位2位なし)3位受賞。
ヤマハヤングピアニストコンサート金賞受賞によりザ・シンフォニーホールにおいて推薦コンサートに出演。

神戸山手女子高等学校音楽科の定期演奏会にてピアノコンチェルトのソロをつとめる。

第41回なにわ芸術祭新人賞選出「新進音楽家競演会」新人賞受賞。
第4回横浜国際音楽コンクールR.シューマン賞受賞。
第4回神戸新人音楽賞コンクール優秀賞受賞。
第7回横浜国際音楽コンクール審査員特別賞受賞。

第7回エルピス声楽コンクール 優秀伴奏者賞受賞。

ルドルフ・マイスター氏のマスタークラスを受講。
サンクト・ペテルブルグにてサラバイスカヤ・イリーナ氏のマスタークラスを受講。
終了演奏会に出演。

学内奨学制度により、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院インターナショナルサマーアカデミーにて、オリヴィエ・ガルドン氏のマスタークラスを受講。
終了演奏会に出演。それぞれディプロマ取得。

大阪アートフェスティバルにて大阪センチュリー交響楽団といずみホールにおいて共演。

大阪音楽大学大学院選抜第17回Masters’ concertにてオペラハウス管弦楽団と共演。



現在、大阪音楽大学にて授業補助演奏員を行い、ソロ活動や後進の指導(ピアノやソルフェージュ)http://www.maeoka-piano.jp/の他、ピアノアンサンブル、オーディションやコンクールの伴奏者としても活動中。

また、ピアニストグループ「Masquerade」、
ソプラノ2人と「Harmonium」を結成し、
作曲・編曲も手掛け演奏活動を展開中。

これまでに、浜鍜宏子氏、賀集律子氏、カールマン・ドラーフィー氏、浅井康子氏、小森谷泉氏、松村英臣氏に師事。
歌曲伴奏法、室内楽を岡原慎也氏に師事。

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